毎日かく整然とかくうそをつかない

2017.2.2.劣等感について

 つねに誰かが自分を苛むことを想定して生きているしそれが安心する気がしてやめられないでいる。
 期待されるよりも疎まれている方が現在地からは回復に向かうだけだから安心するのだろう。陽気な夏に向かう春よりも厳しい冬に向かう秋のほうが好きだ。
 しかしそれは不健康なのではないかと思う。自己嫌悪だの予防線を張るだのし続けているといつか取り返しのつかないゆがみになってしまうんじゃないか。
 かといって他の生き方を考える気も起きない、楽だから。