毎日かく整然とかくうそをつかない

2017.1.26.怒りと眠み

 怒りは生きるエネルギーなんだろうきっと。裁きの日がいつ来てもおかしくないというのに、職場のアルバイトに腹が立つ言い方をされるだけで怒りで不安さえ吹き飛んだ。
 怒っているとき、自分が間違っている気がしてしょうがない。だけど怒っているので通らない文句ばかりが次々に頭をよぎっていく。
 尊敬している人間に正しいことを言われるとひどく悲しいのに、見下している人間に正しいことを言われた時の怒りの勢いがすごい。人間らしさがえらいことになってる。俺は正しい、とか、俺は一生懸命やってるのに、とかしょうもない言い訳しか出てこない。他人事のように筋道立てて考えられないのは怒りにしてもなんにしても同じだ。
 人を見下していない人間なんているのだろうか。そもそもそんなことを考えるからいけないのか。
 怒りのおかげで不安がない。ありがたくはない。悪い夢が見れそうである。